何でこんなに好きなんだろう…。

自分がどんどん醜くなっていく。女じゃなくなるみたい。 そんな時に彼と会った。 決して許される事はない。でも失いたくない。ごめんなさい…。

好きかも知れない

DBS手術の事を詳しく知りたいです。

前から気になっているのですが勇気が無くて。


いいですよ。


お茶でもしながら…。そこの喫茶店だからどうぞ乗って下さい。


どうして乗ってしまったのだろう。15歳も年上でバツ1…同じ病気で同じ悩みを持ち・男の自信を無くしかけた彼と醜くなる自分に女じゃ無くなると思っていた自分。

行き先は喫茶店ではなく人気のない駐車場。


えっ?


戸惑う私に彼は


最初に話した時からずっと忘れられなかった。ずっと探していたんです。


と言われた。優しく抱きしめられた。

何故だか抵抗出来なかった。


それは自分も同じ気持ちだったから。

この病気の辛さを分かり合えるあの人をとても愛おしく思えたから。


好きかもしれない…。そう思った瞬間だった。