ギャンブル依存=脳の病気
彼は時々連絡がつかなくなる。
殻に閉じこもるところがある。
死んでしまうかもしれない。
と思う時がある。
パーキンソン病はドーパミンという
物質が出なくなる病気。ドーパミンを薬で補わないと身体は硬直し震え…日常生活は送れない。パーキンソン病患者に限らずパチンコ等で勝った時に人は脳から多量のドーパミンが出る。薬と同じ成分。時には薬にも勝る快感を覚え夢中になる。
嘘と借金の毎日…パーキンソン病患者の方が全てなる訳でもその薬を飲んいる方がみんななる訳では無い…自分の意思が弱いから…何度も自分を責めた。自分一人の力では無理だと思い精神福祉課に電話をかけた。
貴女のせいではありません。
パーキンソン病の薬で貴女の脳は病気になっています。
大丈夫。一緒に治しましょう。
救われた。
私のせいじゃなかった。
治るんだ。
嬉しかった。
その後主治医の先生と相談…先生は
この薬の副作用と考えるのは難しい…報告例は数%です。
とおっしゃった。
私は
先生…数%の方が自分は依存症ですと報告している。報告している方の後ろに報告出来ずに苦しんでいる人がどれ程いるか。依存症と認めたくない…恥ずかしくて言えない……すごい数だと思います。
実際・私はパチンコ店でよくパーキンソン病であろうと思われる人を結構見かけた。
それから原因だと思われる薬を辞めて他の薬で代用した…しようとした。
その薬を辞めて確かに朝起きた時とかにあった抑揚感は無くなった。1日・1日パチンコに行かない日が積み重なる…
不思議とお金は残って行く
子供達と出掛ける事が増える
悩んでいる日が少なくなる
夫婦の間が上手くいく
いい事尽くめだった。
何でこんな事に気付かなかったのだろう。
でも精神福祉課の方はこうおっしゃった。
家族がここまで理解しようとして一緒に考えてくれるのはまれです。
貴女は恵まれている。
でもそれは貴女のギャンブル依存を自ら認め態度で示しそれを家族が分かってくれているから
脳の病気だと理解してくれたからです
確かにそうだった。
私は未だギャンブルから抜け出せず・周りに理解者のいない彼が心配だった。
一人もがき苦しんでいた。
私は無力だった。
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