何でこんなに好きなんだろう…。

自分がどんどん醜くなっていく。女じゃなくなるみたい。 そんな時に彼と会った。 決して許される事はない。でも失いたくない。ごめんなさい…。

貴方の温もりを感じる時間

足早に車に乗り込むと彼はスピードを上げて近くの公園の駐車場で車を停めた。


抱きしめてもいいですか?


と聞きながらもう彼の身体は私を包み込んでいた。


会いたくて…ずっと貴女の事を考えていました。


なぜ連絡をくれなかったのか。

何をしてたのか?

私は貴方にとって無力なのか。


聞きたい事はたくさんあった。

でも・貴方の温もりを感じたら…

もういいや…ってなってしまいます。


このままずっと貴方の胸の中で明日の朝を迎えたい。


何度もそう思った。


タイムリミットですね。ご主人が帰ってくる。送ります。


いつも次の約束はしない。

私は次の約束が欲しいけど言えない。

次の約束どころか次の連絡さえくるのか不安。


次はいつ会えますか?

貴方の温もりを感じる時間が私は一番落ち着けます。