母の死…①
私の中でパーキンソン病の原因になったと思う出来事は?と聞かれるとやはり…
母の死
と答えるだろう。
あの日の事は鮮明に覚えている。
最近・痛み止めをいくら飲んでも効かないんよね。
あの時・どれくらい飲んでいるのか聞いていれば…今は変わったのだろうか?
その頃・母は1日1箱市販の痛み止めを服用していた。
その2日後・私の2人目の妊娠が分かる。
母親は喜び次の日には
お母さん体調が悪いし今月末で仕事辞めることにしたから。お母さんが2人目の子供の世話をするから貴女は働きなさい。
と明日にでも産まれるかの様な決断をして帰った。
そしてまたその2日後…お母さんのお腹の方があんたより先に大きくなったわ。ガスでも溜まってるんかな?明日病院行って来るから。
脳天気な事を言っていた母親。かかりつけのお医者さんは急いで大きな病院で診てもらいなさいと。後からの話だとそのかかりつけのお医者さんはもう半年ほど前から母親に胃カメラを飲む事を勧めていたとか…。
胃カメラを飲んだその日の夕方・私の家の電話が鳴った。
お母さんの検査結果の件で先生からお話があります。お母さんが緊急の連絡先を娘さんのお家にされていたみたいで。もし連絡が取れるならお父さんも一緒に。
嫌な予感しかしなかった。すぐに父親の職場に連絡し・病院で待ち合わせた。
その数分後・私は絶望とはこういう事なんだと…母親の死の宣告を受ける事になる。
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